穴の住人…

2007年08月31日 07:00

  ビオトープづくりの小さな仲間に出逢いました。

ウッドチップの上に斜めに開いた穴を見つけたと思った次の瞬間…

その穴から出た来たのはクロアナバチ…、

忙しく出入りしてこの穴を掘っていました。

調べてみると、この虫、とても用心深い性質らしく、

外出するときには本当の巣穴の入口は閉じて、

その巣穴の傍にダミーの穴を掘って出かけるんだそうです。

今、掘っているのは、本物の穴なのか、それともダミーなのか…、

小さなビオトープづくりをしばらく見ていました。

秋の準備を…

2007年08月30日 08:24

  もうすぐ2学期が始まります。

ビオトープも子ども達が戻ってくるのを待っているようです。

池の畔のクヌギの木を見上げると、

実がほんの少し顔を覗かせてこちらを見ているようでした。

昨年は初めての実を1つだけ着けましたが、

今年はいくつも顔を見せています。

ビオトープ産のドングリで遊ぶ子ども達の姿を見るのがとても楽しみです。

新しい仲間…

2007年08月29日 00:32

  スペースにも限りがあり、繁殖し過ぎて生活環境を悪くしてもいけないので、

♂♀の分離飼育に踏み切ったウサギさん達ですが、

それ以前にすでに身籠もっていたらしく、

つい最近になって新しい仲間が顔を見せてくれました。

この頃のウサギって、ぬいぐるみのようで本当にかわいいものですね。

季節のスイッチ…

2007年08月28日 07:06

  ビオトープでのセミの声…、日中はまだクマゼミが頑張っているものの、

夕方はツクツクボウシにバトンタッチされた感じがします。

私にとっては、ツクツクボウシの声は

「ああ、もうすぐ秋だ…夏休みが終わる」と実感する

「季節のスイッチ」の役割があります。

子どもの頃は、この声を聞くと、「宿題やらなきゃ…」と思っていました。

今は、「もうすぐ子ども達に会える」という気持ちです。

昨日は、子ども達が走り回りやすいように、

ビオトープの小道の夏草刈りをしました。

「子ども達…、待ってるよ。」

オープンハートの…

2007年08月27日 06:57

  ジュエリーデザインによく見られる

オープンハートのような形をつくっているのは、イトトンボのペアです。

ビオトープでは久々の再会でした。

2~3年前には割とよく見かけたのに、

ここのところあまり見かけなくなっていたイトトンボ…、

ビオトープができて5年ほど経ち、

水辺の植物層がイトトンボに合わなくなってきていたのか、

それとも増え続けるアメリカザリガニやメダカに阻まれているのか…と、

あれこれ考えていましたが、そんなときの再会…、

しかもオープンハートのペアとして…。

今後のビオトープづくり…、

イトトンボ達にもいいように考えていかなければなりません。

手強いけど…

2007年08月26日 07:54

  今月の「にじいろデンボ倶楽部」は…、

第3週がお盆の直後ということで第4週に変更…、

それでも夏休み中の実施で、少々参加者は少なめではありましたが、

夏休み中で人があまり多く入らないビオトープの様子を

じっくりと観察してもらうことができました。

メインの活動は先月の続きで、「ビオトープの門に文字を彫ろう」です。

木が堅くてなかなか手強いけれど、また一歩前進です。

何ヶ月かけてでも、みんなの力で彫り上げたいと思います。

参加の皆様、お疲れ様でした。また来月お会いしましょう。

雨上がり…

2007年08月25日 07:05

 夕立の後…、空を見上げているフヨウの花は、とても気持ちよさそうでした。

一方、しばらく経ってビオトープのヤナギを見てみると、

そこには逆さに止まっているコムラサキが…。

激しい風雨で羽を少し痛めてしまっているようです。

残念ながら紫の輝きも見ることができませんでした。

羽を痛めつつも、きっと次の羽ばたきをめざしているのだと思います。

「がんばって生きるんだよ。」と心で応援しました。

職員作業…

2007年08月24日 06:54

 ビオトープができて5年目…、その間豊富に水が流れ続けてきました。

その結果、池も川もずいぶん底泥が貯まり水深が浅くなってきていました。

そこで、職員作業で浚渫を行うことにしました。

本格的な浚渫は、池の水を抜いてするのでしょうが、

素人集団でも簡単に簡易浚渫をする方法として、

長柄杓を使って底泥を掬い取る方法を採用しました。これだと、

メダカ達や育っている植物達に気をつけながら作業を行うことができます。

全職員でかかりましたので、

ずいぶんたくさんの底泥を掬い取ることができました。

ビオトープ5年目のリニューアルです。

はじめまして…

2007年08月23日 07:01

  このところ、生き物紹介スポットになっているヤブガラシの花に、

この日は大物が訪ねて来ていました。スズメバチです。

はじめまして…。ビオトープでは初対面です。

この日も上下とも黒ずくめの服を着ている私は、

「写真…どうしようかな。」と一瞬は思いましたが、せっかくの出逢い…、

でっかい体だけどあんまりかわいかったので、やはり撮影を決行…、

10㎝ほどまで近づきましたが、

怒る様子も慌てる様子もなく、悠然と食事をしていました。

夏休みにも…

2007年08月22日 06:50

  夏休みとは言え、ビオトープを広める活動に休みはありません。

この日は、少し離れた町の分校の先生方がいらっしゃいました。

分校の周りは自然いっぱいで

ビオトープをつくる必要はないのかもしれませんが、

逆に当たり前にある周りの自然を子ども達にどう意識してもらうか

…という課題はあるのかもしれません。

そして、

麓の本校では今年から新たにビオトープをつくることになったそうですから、

分校の先生方がよいアドバイスをしていただけば…と思います。

通り抜ける風が…

2007年08月21日 06:55

  日差しはまだ焼け付くほど厳しいのですが、「ビオトープの小道」で…、

木々を通り抜けてくる風は少し優しくなってきたような気がします。

そんな季節感を感じてか、赤トンボ達も山から下りてきました。

「ビオトープの小道」の日陰の

木漏れ日が差しているところを選ぶように止まっていました。

そろそろ秋ですね。

幸せの木…

2007年08月20日 06:29

  昨日に続いてヤブガラシの話題です…。

私の弱い鼻では香りも強く感じないのですが、

この花にはとにかくよく虫がきます。

きっと虫達にとっては「幸せの木」なのでしょう。

この日は、さらに象徴的な出来事が…。

この辺りに広がるヤブガラシのあちらこちらで

マメコガネが結婚しているのです。その数…、20組以上! 

下の写真などは10㎝くらいの距離に2組が…。

みんな、お幸せに…。

連写…

2007年08月19日 06:57

 ヤブガラシはかわいい花です。シャーベットやアイスのようにも見えます。

この花をめざして虫達もたくさんやってきます。

この日は、アシナガバチがやってきていました。

花の間を飛び回り、夢中で食事をしていましたので、

傍で写真を撮らせてもらいました。後ろ向き、横向き…連写していました。

そのうち…、飛んで来たっ!

地元ネット…

2007年08月18日 07:23

  ビオトープの水辺をもっと豊かに…、そう思いながら、街を通っていると、

ある場所の田んぼには農薬が撒いてないのか、稲以外の生き物もたくさん…、

本町在住の人に、「あそこの田んぼの持ち主、誰だろうね?」と尋ねると、

「知っている人がいるはず」とすぐに電話…、

その相手から田んぼの持ち主にすぐに連絡が入り、

「水草など、いるものは取りに来ていい」との返答…。

あっと言う間に「地元ネット」の力で、水草がいただけることになり、

早速、コナギなどをたくさんいただいて来ました。

ちょうど昨日は、菊を鉢植えするために6年生が登校していたので、

コナギを水辺に植え付ける作業もしてもらいました。

「誰の田んぼ?」から植え付け終了まで、2時間足らず…、

やはり「地元ネット」…大切です。

暑いようで…

2007年08月17日 06:48

  連日の猛暑日が続く日本全国(昨日は全国で212地点で観測だとか)…、

今もTVで74年ぶりに最高気温を更新し40.9℃を記録したと報じていました。

  それでも…、ビオトープには赤トンボが顔を見せるようになりましたし、

耳を澄ますと、

クマゼミの蝉時雨に混じってツクツクボウシの声が聞こえました。

暑いようで、やはり一歩一歩確実に秋は近づいているのです。

臭いどころか…

2007年08月16日 07:24

 今、ビオトープを歩くと…、とても素敵な香りが私達を誘います。

クサギの花です。前にもご紹介しましたが、今、こうして花盛りです。

「臭い」どころか、

「とてもよい香り」を私達にも虫達にもプレゼントしてくれています。

花の形も優雅です。

 クサギという名前をつけた人は、

この花の美しさや香りのよさに惹かれて、一枝、手折ろうとして、

その臭さとの落差にショックを受けたのでしょうか…。

井戸に…

2007年08月15日 07:22

 キュウリが採れました…。

市場に出せば曲がりのある「規格外品」ながら、

土づくりからこだわり完全無農薬・有機栽培でつくったこのキュウリは、

とてもしっかりした味で本当においしいんです。

これを召し上がった方は、

「昔のキュウリのような濃い味だった」とおっしゃいます。

今は子ども達がいないので、

こうして井戸ポンプに「昔懐かしツーショット」のモデルになってもらいました。

静かな…

2007年08月14日 07:31

  今はお盆の直中…。ビオトープもさすがに静かな景色です。

縄張り争いのシオカラトンボも、大合唱のセミ達も、水中のメダカ達も、

人間の姿を気にすることなく、自由にこのひとときを楽しんでいるようです。

子ども達の今年の夏休みは44日間…、

ビオトープの生き物達の夏休みは、そんなにはないのでしょうが、

このように限られた静かな数日間を楽しんでほしいと思います。

今日は、私も撮影はここからだけにしようかな…と思っています。

様々…

2007年08月13日 07:41

 このセミの抜け殻は、地面から辿ってここまで10mくらいはありそう…。

中には、地面から50㎝くらいの幹にくっついたものもあるから…。

羽化のロケーション選びも様々です。

この写真…、お気に入りの枝先まで辿り着いて、体を今来た方向に向き直り、

「よし!」と満足して羽化を始めたのでしょうか…。

抜け殻一つにもドラマがありますね。

自然って…

2007年08月12日 07:15

  これは何? 虫の卵のようにくっついているけれど、どちらかというと、

卵というより実に見える…。頭が???になりながら、

生き物に詳しい人達が集まるサークルで質問…、すると…。

これは「虫コブ」というんだそうです。調べてみると…

「『虫こぶ』とは、虫などから出される何らかの刺激によって、

植物の一部の細胞が増殖したり肥大したりして、異常な形状になったもの」

だそうです。とすると…、

これは虫でもあるけれど植物でもあるということになりますよね!

(核の部分は虫だけれど、その周りは植物)

つまり、虫と植物の究極の共生ということになりますね。すごい!

さらに、「『虫コブ』の名前は、植物の種類と虫コブができた場所や形で決まる」

のだそうです。

ということは、この「虫コブ」は、「ナラハウラタマフシ」ということかな…? 

とっても勉強になりました。

 

日差しを浴びながら…

2007年08月11日 06:44

 連日の猛暑日が続くこの地方…、

日差しを浴びながらビオトープを回っていると、

シオヤアブのカップルに出逢いました。

他の昆虫を襲うどう猛な虫なのですが、

こうして見ると、パッチリとした目でけっこうかわいい顔をしています。

次代へと命をつなぐ営み…、暑さなどに負けてはいられません。

ボーイッシュな…

2007年08月10日 06:55

  ビオトープの水辺近くを飛び回っているシオカラトンボ…、

雄同士が絡んでいるときは、

たいていが戦闘モード…縄張り争いをしています。

ところが、この日見た2匹はちょっと様子が違う…、

???と思って様子を見守ると、何とカップルに! 

なんでも、たまに雄色に成熟する雌もいるんだとか…。

雄色でも雌…、つまりボーイッシュな彼女だったわけです。

気弱…?

2007年08月09日 07:00

 何となくクマゼミに押され気味の木々での勢力地図…。

クマゼミが近づいても堂々と大音量で鳴いているのに比べて、

アブラゼミは警戒心が強いのか、

近づこうとするとジイッ!と捨て台詞を残し、

捨ておしっこ(?)も飛ばし、

しかもあちらこちらの枝にぶつかりながら大慌てで飛んで行きます。

とっても気弱そうに見えます。がんばれ~、アブラゼミ達~

暑い日が続き…

2007年08月08日 06:39

  暑い日が続いています。連日の猛暑日…今日も36℃との予報のようです。

そんな中で、

ビオトープの一番涼しそうな場所に降り立っているトンボに出くわしました。

やっぱり君も暑かったのかな? 

写真を1枚だけ撮らせてね…。驚かさないようにそうっと近づき…パチリ。

ありがとう、ゆっくり休んでお行きよ…。

なぜ?

2007年08月07日 06:56

 キュウリの花で食事中のクマバチに出逢いました。

夢中で食事をしていたので、

邪魔をしないように、そうっと撮らせてもらいました。

それにしても、クマバチのこの体つき…、

ころころ丸くてかわいいですね。

その大きな体のわりに小さく見える羽…、

これで上手に飛べるんだから不思議ですよね…。

気持ちよさそうに…

2007年08月06日 06:07

  木漏れ日と葉の間を通り抜ける心地よい風の元で、

羽をいっぱいに広げて気持ちよさそうに休んでいたのはナガサキアゲハ…。

国産の黒いアゲハの仲間でこの種だけがしっぽ(尾状突起)がないそうで、

あのシーボルトが長崎で発見したのでこの名がついたんだそうです。

雄はこのように黒一色だけど、雌は白い模様があって派手らしい…。

チョウの世界では雌雄逆転の珍しい存在のようです。

ぜひ、雌にも会いたいものです。

ネーミングは…(2)

2007年08月05日 07:24

  上のかわいい花…、名前はヘクソカズラと言います。

昨日のクサギと同様、

やはり葉や茎をもむと強い悪臭があるからこの名がついたようですが、

「こんなにかわいいのに…」と思ったのか、

誰かがサオトメカズラという素敵な別名もつけています。

 下は昨日紹介したクサギ…、

今日はこうして素敵な花を咲かせていました。

辺りはとてもいい香りに包まれています。

ピンクの花を外に出すと、

ガクの方もお洒落を始めて色を少しずつ濃くしているようです。

ヘクソカズラもクサギも、ネーミングはかわいそうですが、

虫の世界ではそんなのは無関係…、

両方とも大人気で、虫達がたくさんやって来ています。

ネーミングは…

2007年08月04日 06:14

  上の写真はクサギ…、

葉っぱや枝を傷つけると独特な臭いがすることからついたそうですが、

若葉をゆでてご飯に混ぜるとおいしいそうですし、

何より花はとってもいい香りでチョウチョなどの虫達が好んで集まります。

夏に白い花や赤いがく、

秋に濃い紫(藍)の実や濃いピンク(紅)と色彩も素敵で、

ちょっとかわいそうなネーミングなのに、五感で楽しむことができる植物です。

 下の写真はクサギカメムシ…、

クサギに着くからこの名前なのでしょうが、

とすると名前は同じでも仲良しとは限りません。実の汁を吸う虫だからです。

でもビオトープでは、どちらかというと、

クサギよりもサクラの木で見ることの方が多いようです。

ここではけっこう仲良く付き合っているのかもしれません。

同じ名を持つ2つの生き物…、仲良しだといいですね。

台風のときでも…

2007年08月03日 07:00

  蝉時雨が降っている木の下に行ってみると、いるいる…、

あちらにもこちらにもセミ、セミ、セミ…、

一目見た範囲の中でも2~30匹のセミを見ることができます。

 まもなく、台風5号がやってきます。

わずか1週間ほどの地上生活で

たまたま台風に出逢ってしまうとは何と運が悪い…と思ってしまいますが、

それも定め…しかし限られた地上生活の間に運命の相手を見定め、

結婚し、結ばれ、産卵し…

と次世代への営みは台風のときでも止めるわけにはいきません。

がんばれ! 台風に出逢ったセミ達…、嵐が過ぎるまで無事でいるんだよ。

今度こそ…

2007年08月02日 06:49

  夏野菜をつくり始めようとする頃…、

子ども達は「スイカがつくりたい!」と自分の思いを口にしました。

それから毎日、お世話をしてきましたが、

これまでできたスイカの赤ちゃんは、

その頃に折悪しく降った激しい雨でなのかうまく大きくなりませんでした。

今回は、このように親指の爪くらいの大きさです。

しかし、今夜は台風が最接近…、どうなることでしょう。

今度こそ育ってほしいものです。

目立たぬように…

2007年08月01日 06:52

  ニイニイゼミを見つけました。

今、ビオトープでは、アブラゼミとクマゼミが

競い合うように大勢で蝉時雨を降らせ続けています。

そんな中で、小さな体で、しかもこんな迷彩柄…、

目立たぬように木肌に溶け込んでしまっている

ニイニイゼミに出会うことが出来てラッキーでした。

他のセミ達に負けないで、ビオトープに暮らし続けてね…。



最新記事