自然らしさを…

2008年05月31日 00:00

  学校という人工の施設の傍につくったビオトープです。

体育館のすぐ横には「犬走り」もあれば溝もあります。

そこを上手に覆い、できるだけ自然らしさを出す努力をしています。

溝を覆うための「通水マット」は、自然に優しい素材を選んでいるため、

月日が経つと土に還ります。

この日の委員会活動では、通水マットが土に還り、

穴が開いてしまった部分の補修作業を行いました。

子ども達は、溝に落ち込んでしまった土を浚え、

新しい通水マットを敷き直し、ビオトープの通りを復旧しました。

よく働き頼りになる子ども達です。

日向ぼっこ中…

2008年05月30日 00:00

  数日前に下草刈りをしたところで、

日向ぼっこをしているヘビに出逢いました。

ビオトープでは、初めて出逢いました。この子は誰でしょう? 

体長は1~1.2mくらいで体色は暗褐色。

調べてみたら、「ジムグリ」に似ているようでもありますが、どうでしょう?

 

食べ負け…

2008年05月29日 00:01

  ビオトープの畑のイチゴは年越しをした2年ものです。

今年は1年目の去年以上に花を着け、このように実も次々と育っています。

しかし、2年目とあって、虫達も場所を把握しているのか、

赤くなった頃には、誰かから囓られ、食べ負けが続いています。

昨日も赤くなった実を見つけて、今度こそ! と思って手に取ってみると、

実には穴が開いていて、中にはダンゴムシが2匹…、

「う~ん、今度は君達か…。おいしいかい?」

とげとげの…

2008年05月28日 00:01

  水やりから帰って来た子ども達は、

その日の発見をいろいろと報告してくれます。

それが聞きたくて、私は子ども達とは別のタイミングで畑に通っています。

子ども達はどんな変化を見つけて来るだろうか…と楽しみにしていると…、

「先生~、キュウリの花が咲いてたよ。

             花の下には、とげとげのキュウリの赤ちゃんがあった!」

…子ども達は、今日も素敵な発見をして帰って来ました。

両掌いっぱいで…

2008年05月27日 00:00

  本校のものはまだそれほど大きくはなっていませんが、

このタイザンボクは10~20メートルにもなる木だそうです。

花は驚きの大きさで、

大人の男が両掌いっぱいでつくったほどの大きさがあります。

高いところに咲いているのに、

十分にその存在感を示すほどのビッグサイズです。

結実に向けての…

2008年05月26日 00:00

  緑に包まれたビオトープの一角に一際目を惹く赤色があります。

ザクロの花です。どこから開くのか…と思うような固い蕾(写真・上)…、

その固いがくが6つに開くと

中からは和紙でできたような皺のある花びらが現れます(写真・下)。

これから結実に向けての日々の変化をしばらく楽しむことができそうです。

テリトリーを…

2008年05月25日 00:01

  ライバルが多くない日陰を好み、

自分達のテリトリーをしっかりと確保しようとしている植物達…、

サンゴ樹の足元の影が濃いところではドクダミが、

前回紹介したトキワツユクサは、堆肥ヤードのアジサイの影のところで、

テリトリーをつくりつつあります。

日向で周りと競争をしながら勝ち抜いていく道を選ぶ植物もあり、

こうして争わず自分達の生きる場所を見出す植物もあり、様々です。

この2種、繁殖は旺盛ではありますが、本来は平和主義なのかもしれません。

日陰とご馳走と…

2008年05月24日 00:00

 緑のベールが厚みを増したヤナギの木の下には、

日陰とご馳走の豊富な樹液を求めて、いろんな虫達が集まってきます。

今日もこうしてチョウが止まっていました。

このすぐ下には、コクワガタが入っていた穴があります。

今年もきっといろんな生き物に出逢えるはず…、

このヤナギの下はビオトープの出逢いのベスト・スポットです。

鳥達が…

2008年05月23日 00:00

  ビオトープの自然が豊かになるにつれて、

様々な鳥達が飛んで来るようになりました。

木の実を啄んでいたり、仲間同士で連なって羽を休めていたり…。

そして、中には人間が割合すぐ近くにいるのに、

地面を歩いている強者もいます。

授業中など、子ども達の声がしない時間帯に行ってみると、

鳥達の鳴き声に満ち溢れています。

そんな鳴き声を聞きながらビオトープに腰掛けていると、

何だか穏やかな心になることができます。

ハンター達が…

2008年05月22日 00:00

  ハンター達が狙っているのは、

カブトムシやクワガタムシばかりではありません。

ヤナギの枝にミミズを結びつけ、上手に釣り上げている子…、

水際の穴に肘くらいまで突っ込んで、

指を挟まれるのをものともせずに掴み出す子…、

そう、彼らが狙っているのはアメリカザリガニです。

赤くて大きなザリガニをゲットしたハンターは、一躍ヒーローになれます。

あちらこちらで、水槽の獲物を覗き込む子達…、

自慢の獲物を掴んで見せるハンター…、ビオトープは活気に溢れています。

お目見え…

2008年05月21日 00:00

  一昨日は本降りの雨が終日続き、昨日は五月晴れの一日でした。

その放課後…、ビオトープに遊びに来た子どもの手には、

ミニスコップと虫かごが握られていました。

昨年の経験から、今の時季、「きっと会えるはず」との確信があったのでしょう。

一方の子は、まっすぐにヤナギの木の穴に…、

コクワガタと出逢うことができました。

もう一方の子は、朽ち木の横のウッドチップを掘り出しました。

しばらく掘っていて、コクワガタの主が合流すると、

まもなくカブトムシの幼虫と出逢いました。

出現の季節を肌で感じ取ることができたこの子達の勝利です。

葉も花も…

2008年05月20日 00:00

  現代の子ども達は、野菜や果物の

「食品としての出来上がりの状態」しか知らない…ということも多いようです。

あるとき紹介されていた枝からぶら下がって実る大根や人参の絵を見たとき、

少なからず衝撃を感じたものです。

食品としての野菜や果物を目的とするのなら、

花などは見る必要のないものなのかもしれません。しかし…、

命の営みを繰り返す植物がそのためのエネルギーをいろんな形で蓄え、

そのエネルギーを私達はいただいているのであり、

それなら葉も花も、その植物の命の営みをしっかりと見つめ、

「いただきます」と心から言うべきでしょう。

子ども達がそんなことに気づくことができるビオトープにしてきたい…、

そう思っています。

福祉の形…?

2008年05月19日 00:00

  ビオトープの入口で、このような光景に出逢いました。

モミジの若葉が老いた葉っぱを支えています。

出逢ってから3日…、朝日を浴びて自らはスポットライトを浴びたように輝き、

老いた葉っぱに影を映して、こうして支え続けています。

若者は自然と老者を助け、自らの存在を輝かせる…、

これが福祉の形なのかもしれません。

助かったぁ~

2008年05月18日 00:00

  午後、ビオトープの下草刈りをし、

夕方近くになって、一人で片付けをしていると、

この子達が近づいて来て、手伝ってくれました。

まだ1年生と2年生の従姉妹同士のこの子達…、

とっても手際よく刈った後の草を一輪車に乗せ、

何度も堆肥ヤードまで運んでくれました。

一人でやっていたので、きっと一日では片付かないだろうと思っていたのに、

この子達のおかげで、片付けてしまうことができました。

思わぬちびっ子パワー…、助かりました。

かわいい姿で…

2008年05月17日 00:00

  去年…、一株咲いたのを確認したトキワツユクサが、

今年はやはりその勢力範囲を広げていました。

「やはり」と書いたのは、去年、この花について調べたとき、

「かわいい花ですが、その繁殖力は相当なもので、

           他の植物を駆逐してしまうほど…」と書いてあったからです。

そのままにしておいてもいいか…迷ったのですが、

咲いた場所が堆肥ヤードの中だったので、見守ることにあいたのです。

すると今年は、その堆肥ヤードの1辺を覆うほどの勢力になっていました。

やはりこの花…、こんなかわいい姿で、「つわもの」です。

幸せ…

2008年05月16日 00:00

  昨日の午後、このシュンギクの花は、

次の野菜づくりのために、2年生の手によって抜かれてしまいましたが、

それより少し前、

この花に、本当に幸せそうに寄り添うコアオハナムグリに出逢いました。

しっかりと足を絡め、顔を突っ込み…、

花を抱いているのか、花に抱かれているのか…、

日差しそのもののように明るいシュンギクの花が演出する幸せの景色でした。

うひゃ~!

2008年05月15日 19:42

  これは臨時便だということにご注意ください。一応、記録に残すためにUPしておきます。

苦手な方は、無理に広げて見ないようにしましょう。

恐いもの見たさの方はどうぞご覧ください。

これは、数日前の景色で、子どもが発見しました。

そして、その後、どうなるかを見守っていました。

もしかしたら、この木のあちらこちらに散らばって暮らすのかと思っていましたが、

今日はどこにも見当たりません。

きっと、鳥さん達のご飯になったのでしょう。

もし、人間が慌てて何かの薬をかけてしまうと、

この子達には効かずに、鳥達にとっては食べられないものになって、

かえって増えてしまうこともあるかもしれません。

こうやって、自然に淘汰されるという自然の掟も知っておいた方がよいのかもしれません。

丸さ比べ…?

2008年05月15日 00:00

  シュンギクの花があちらこちらで

きれいな花を咲かせている2年生のビオトープ農園で、

おもしろい場面に出くわしました。

シュンギクの花はたくさん咲いているのに、

わざわざ蕾を選んで止まっているのは、ナナホシテントウ…。

日向ぼっこをしているのでしょうか。

丸さ比べをしているようで、笑ってしまいました。

かわいいお客さん…

2008年05月14日 00:00

  今、花盛りなのがクレソンの花…、

小さな花が日差しをいっぱいに浴びて気持ちよさそうに咲いています。

そこにかわいいお客さん…。ベニシジミです。

食事に来たのか、それとも日向ぼっこなのか…。

驚かさないようにあまり近づかずにシャッターを切りました。

旅立ちに備えて…

2008年05月13日 00:00

  この色、この形、そして風に舞うこのつくり…、どれをとっても素晴らしい!

この時季、モミジのタネ達は、風に向かって伸び上がり、

風を受けやすい位置取りを競っているかのようです。

植物達は、どうやってこんなデザインや知恵を身につけたのでしょう。

小さい子の気持ちになって…

2008年05月12日 00:00

  月に一度の委員会活動の日…、

新緑に覆われてきたビオトープの緑を調整する作業を行いました。

どのくらい刈り込むかは子ども達の感性に任せます。

基準は、「低学年の子ども達が安全に、楽しく遊べること」です。

刈り込み過ぎないように、しゃがみ込んで、

小さい子の目線で作業を進めていきます。

池では、泳ぐメダカがよく見えるように、

水の上の藻や落ち葉を除く作業をした子ども達もいます。

頼りになる子ども達です。

花も…

2008年05月11日 00:00

  真っ赤な実が枝を重みでしならせるほどに実るピラカンサ…、

花もとても見事で、ユキヤナギにも負けないほど、

花も枝を隠してしまうくらいぎっしりと咲き誇ります。

温かくなり、あちらこちらにいろんな花が咲き、

新緑も目に鮮やか時季なので、

それほど強い印象として感じないかもしれませんが、

とってもかわいい花です。

1年生…②

2008年05月10日 07:16

  自然遊びを心から楽しんでいる1年生達…、

先生からクローバーで指輪をつくってもらった女の子は大喜び…。

直後には「私も、私も…」と行列ができていました。

男の子は、葉っぱでつくった仮面やブレスレットで大喜びでした。

ビオトープのことを好きになってくれたかな?

1年生…

2008年05月09日 00:00

  天気の良い午前中…、1年生がビオトープにやってきました。

木を見上げ、池を覗き込み、どの目も興味津々です。

まだ熟れていないイチジクを

ちぎってしまうという失敗もあったけれど、それもまた勉強…、

これから6年間を過ごすうちに、

きっと一つ一つの生き物の命と向き合い、

その命を大切に出来る子になっていくことでしょう。

在りし日の…

2008年05月08日 00:00

  1年生達がビオトープのあちらこちらを探検し学習していました。

写真は、その前日に撮影したイチジクです。

私の大きな手と比べてもけっこう大きく育っていました…。

探検した1年生は、担任の先生が注意するまもなく、

この大きな実を見つけた途端、

嬉しくてちぎってしまったのだそうです。

3つありましたが、3つとも、ちぎられてしまいました。

木そのものがまだ小さく、

この実は1年生の子どもの目の高さにあったことも災いしました。

ということで、これは在りし日の姿ということになります。

「実は、しっかりと熟れるまで採らずに待つんだよ。」

…きっと来年は、待てる子になるだろうと思います。

今年もグー…

2008年05月07日 00:00

  巷では「グー!」を売りにしている芸人さんが流行っていますが、

ビオトープでは「今年もグー!」…、

私達人間より遙かに長い歴史を持ち生き抜いてきた

力強い命を感じる、この握り拳のような新芽…、

毎年、この時季になると、この姿をしっかりと見つめ、

その力強いエネルギーをお裾分けしてもらっています。

満開…そして…

2008年05月06日 00:37

  ミザクラのすぐ脇で、

いつの間にかツツジが満開の時季を迎えました。

色が鮮やかなせいなのか、

徐々に満開になるというより、一二の三…という感じもします。

そんなツツジに見とれていると、

視界を横切ったチョウチョがいました。

追跡してみると、しばらくするとツタの葉っぱに止まり、

クロコノマチョウでした。今年初の出逢いでした。

文句ある…?

2008年05月05日 00:00

  「何だか四角い物抱えて、何度も目の前に現れるけど、

         何か文句ある?」「ここにきちゃいけないの?」…、

そんな、ちょっと不満そうな、

警戒心ありありの目をこちらに向けているネコさん…。

いえいえ、自由に来てくれていいんだよ。いつでもおいでよ。

ごめんね、勝手にカメラを向けたりして…。

見慣れた景色…

2008年05月04日 00:00

  ノゲシ…、とても逞しく、どこにでも見られ、景色の中にあっても

さして見向きもされない生き物なのかもしれません。

気に止めても、

「背が高いタンポポだな~。」というような感じでしょうか…。

人には、そんな風にあまり気に止めてもらえなくても、

虫達は大喜び、体ごと花の中に飛び込んではしゃいでいます。

よく見ると、タンポポよりもさらに柔らかそうな綿毛も

とってもかわいく素敵です。

意外なほどに…

2008年05月03日 00:00

  葉っぱを食べたり根っこを食べたり、

あるいは実を食べたりする野菜…、

たいていの場合は花は食べないし、

花の時期まで畑に残さない場合も多く、

この野菜にこんな花が咲くのか…と、

改めて思うことも少なくありません。

これはシュンギクです。

菊というよりどちらかというと秋桜という感じですが、

意外なほどに素敵な花です。

花火~シンクロ…

2008年05月02日 00:05

  タンポポの綿毛を見つけると、

しばらく時を忘れてぽんやりと眺めてしまいます。

よく見ると、空で弾ける瞬間の花火のような感じです。

「素敵な形だなぁ~」なんて思いながら眺めていますが、

この日は、もっと目を止めてしまったタンポポに出逢いました。

それは、池の上に降り立った二つのタンポポ…、

風に舞うイメージのタンポポが、

こうして水の上に降り立つと、どうなるでしょう? 

ホントにびっくりしました。まるで動力でもあるかのように、

しかも舵も持っているかのように、

水の上を自由自在に舞うのです。

シンクロナイズドスイミングのようでした。

あまりに華麗な舞いだったので、

時を忘れて見入ってしまいました。

 

 



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